テキサスのゴミ事情

以外と知らなかったアメリカでのゴミ収集法。いざ暮らしてみてビックリした。
分別法があきらかに異なる。
例えば、私が以前暮らしていた埼玉県のとある市では、可燃、不燃、本や新聞紙（段ボール等）、布、ペットボトル、ビンやカンなどに分かれていた。可燃ゴミは月・水・金で不燃ゴミは第２、４土曜日。
アパート暮らしだったので、指定されたゴミをその日にきちんと出さないと、持っていってもらえない。それどころか、管理人さんがアパートの階段の手すりにゴミを結びつけておくという汚い!ことになるのできちんと分別したものであった.....。(管理人さんがいなくてもきちんとしましょう)
時々、細かすぎるこの分別方法に面倒くさくも感じた。だけど、東京都はもっと厳しいのだと思うと、これくらいは使用がないのかなという気分にもなったりした。
さらに2007年10月から地域によりまた分別法が変わるらしい。あー大変。

しかぁーし!!!!! ここテキサスでは２つに大別される。リサイクルかそうではないゴミか。
なんてシンプル。かぁーんたん♪
ビンやカン、ペットボトルはリサイクルできるからリサイクルの日。新聞紙などはまとめてリサイクルへ。（地域によるだろうが大体、週１回。）
え？それだけ？？？
ということは、乾電池やパソコン周辺機器、いわゆる「粗大ゴミ」的なものも、ここでは可燃？？いえいえ「リサイクル以外のもの」となるのである。このテキサス式ゴミ捨てに慣れてしまったら、日本に帰ったときに面倒くさく感じるのかも。

さて、ここでは指定されたゴミ箱があって、それにじゃんじゃん投げ込む。この箱に入れるというアイディアはいいと思う。日本みたいに小さいスーパーのビニール袋にゴミを詰め込んで、路上に集めて捨てるなんていうことはしない。見栄えが悪いから。都内のとある所では、電信柱の脇が収集場所になっていたりして、ワンちゃんの○○とかカラスがつついたりと、それはもう汚い。この箱はみんなが見て、「ゴミ箱」ってわかるだろうけど、道路にゴミが散乱することがない。だから、収集方法としてはこちらの方がいい。

今回、このゴミ箱の足の車輪が片方壊れてしまった。彼のパパに相談してみたら、意外なことがわかった。
実は前から気になってはいたけど、このゴミ箱は市や区などから配布されるものらしい。スーパーには売ってないなとは思ったんだ。（でも日本では、市指定のゴミ袋とかはスーパーで買うしぃ。）とはいっても、市やら区が依頼しているゴミ収集業者からただで配布されるみたい。で、私がビックリしたのはこのゴミ業者に月$40くらい支払っているということだ。
こういうのって税金で賄っているのではないのか!!!! テキサスって税金が高いわりにはそれがどういう風に使われているか、知らないなぁ。
また一つ、勉強することが増えてしまった。にょー。